主な対象者は、高齢者や弱視・色覚障がいなど視覚に障がいのある方
また色覚の違いや目の疾患によって色の見え方が違う人は、合計すると日本に500万人以上で、その内300万人以上が色覚障がいの方です。
高齢者の見え方
個人差がありますが、40代から白内障になる人が増え、80・90代ではほとんどの人に白内障の症状が現れるといいます。
【白内障の見え方/目の前に霧がかかったような見え方になる(右の画像)】
色覚障がいの見え方
【見え方の例/一般色覚者の見え方(左)→2色型 第二色覚障がい者の見え方(右)】
色覚障がいに配慮するための様々な工夫
【改善方法1/似通って見える色が隣接しないように、並び順を変更すると見やすくなります。】
【改善方法2/凡例表示をやめてグラフの中に記載。さらに境界線を入れて区分けをはっきりとさせました。】
【改善方法3/まだ色の違いが分かりづらい部分に地模様を入れる「ハッチング」処理を施した】
UD(ユニバーサルデザイン)フォントで読みやすく
【細かい文字も高齢になると読みづらくなってくる(右)】
【ユニバーサルデザインのフォントで解決】