新年度が始まりました。
新しい環境になり、緊張と不安で焦り気味の方も多いと思いますが、大丈夫です!
何も変わらない環境でも常に焦り気味な人は大勢いますから。(かく言う私も…)
新元号「令和(れいわ)」も発表された事で、いよいよ新しい時代が来月からスタート。
得体の知れない高揚感に世間は包まれておりますが、何事にも落ち着いていきたいですね。
さて、今回は印刷用紙について少し触れたいと思います。
スマホやタブレット端末の普及で紙の新聞や雑誌が売れなくなったり、企業などでも、
経費節減やクラウド化が進む中で電子データ情報を共有する流れが加速してきており、
大幅な紙離れが進んでいます。
とはいえ、いまだ大多数の人が日々何らかの形で「紙」に触れているのではないでしょうか?
名刺、チラシ、パンフレット、新聞、ハガキ、雑誌、コピー用紙、封筒、包装用紙、
ショッピングバッグ、ティッシュペーパー、お菓子のパッケージ、ラップの芯、
賞状の筒、レシート などなど…
弊社でも一から印刷物をご注文いただく際に、必ず必要になる紙の選択。
イメージ通りの印刷物を作成するには、印刷用紙、印刷サイズ等様々な条件を
確認していただくことになります。
数ある紙の中で、代表的な3つといえば…
・コート紙
用紙に光沢があり作品に高級感が出る。
色の表現に優れ写真や彩度の高いカラー印刷向き。
(用途例:写真を多用したチラシ、パンフレット、色数が多いポスター等)
コートで厚みがある⇒アートポスト
・マットコート紙
インクのにじみが少なく印刷の仕上がりにボリューム感が出る。
光沢を抑えた落ち着いた雰囲気に仕上がる。
コート紙に比べると彩度が劣るため、鮮やかなカラー印刷には不向き。
(用途例:文字情報が多いチラシ、冊子、封筒、ハガキ等)
マットで厚みがある⇒マットポスト
・上質紙
紙のコシが強いコピー用紙のような材質。
書き込むような印刷物を作成したい場合などにお選びください。
色がくすんでしまう為、カラー印刷には不向き。
(用途例:アンケート用紙、ポストカード、メッセージカード等)
そのほか、エンボス加工(デコボコした素材感)を施してある存在感のある紙だったり、
和紙のような雰囲気の紙だったりと多種多様です。
色上質紙などは紙の色が30色以上もあり、「みどり」「黄」のようにイメージしやすい名前
だけでなく、「もえぎ」「浅黄」「銀鼠」「アマリリス」等々、少々伝わりにくいユニークな
名前もありますので、実際の見本をご覧いただきながらお選びいただくことも可能です。
どの紙がいいかお悩みの方はご用途に応じた提案もさせていただきます。
お気軽にご相談ください。
【Kさん今日のひとこと…】
「礼は(令和)いらねーぜ。」
→早速…(苦笑)