2月に入り、伊勢出版がある三重県津市芸濃町では、梅のつぼみがほころびはじめ、
少しずつ春の兆しが見えております。
ちなみに、梅が咲いたのを見て、春がきたのを知ることを
「梅暦(うめごよみ)」というそうです。
日本の風土ならではの素敵な言葉ですね。
さて、伊勢出版では印刷物の「穴あけ・切り欠き加工」も承っております。
【穴あけ加工】
各種帳票類や、穴あけが必要な印刷物が大量の場合、ご家庭の穴あけパンチで
少量づつあけていくのは大変なので、印刷、製本したあと、穿孔機(紙工用ドリル)という
専用の機械を使用して、一度に大量の紙を重ねて穴をあける加工です。
様々なシーンで何気なく利用している穴あけ加工ですが、100均などでも売られている一般的な
リングファイルで使用できているのは、JIS規格によって仕様が定められているからです。
2つ穴の場合…
- 穴のサイズは、6mmを基準に誤差0.5mm
- 穴の位置は、片方の穴の中心からもう片方の穴の中心までが80mmを基準に誤差0.5mm
紙の端から穴の中心までは12mmを基準に誤差1mm とされています。
(ご利用用途に応じてオリジナルのサイズ、位置をご希望の場合はご相談ください。また、端からの位置は
業者により10mmが基本のところもありますので、ご確認ください。)
【切り欠き加工】
音声コードが含まれる印刷物に、コードがある位置の目印となる半円状のパンチ穴
(おおよそ6mm)をあける加工です。
※音声コード自体の作成は現在のところ弊社では承っておりません。
また、穴あけ・切り欠き加工での一番の注意点は、ページの端の文字や写真などに
穴があいてしまうことがないように、最初の段階で穴の位置を考えて作成する。ということです。
穴あけ・切り欠き加工が必要な印刷物をデータ入稿される際は、可能な場合は入稿データ上で
穴の位置を正確に作成していただく。
Wordなどの場合は、寸法や位置を明記した加工指示データを一緒にご入稿くださいますよう、
よろしくお願いいたします。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
【プリプレスIさん今日のひとこと…】
「ガラパゴス、土曜日に再放送あるよ」